今でさえ人手不足の歯科業界ですが、この問題は年々深刻化していくことがほぼ確定路線となっています。
歯科医療は外国人労働者やロボットでは代替えできないうえに、地域医療を預かる身として、
雇う医療従事者は誰でもいいわけではないと思います。
どうしてもある程度の人選が必要です。
知識や技術があることはもちろん、患者様に誠実に接し、周囲と協力して働けること。
医院の診療方針を理解してくれることも大切です。
ところが、そうした人材に来てほしくても、なかなか採用できない。
ようやく採用できても、仕事を覚える前に辞めてしまい、誰かに負担が集中しさらなる離職を招く…
そのたびに、院長先生や今いるスタッフが、穴を埋めていないでしょうか?
勤務医が不足すれば、院長先生が診療を引き受けることになります。
歯科衛生士が足りず、メンテナンスの予約を十分に受けられなかったり、
助手や受付の不足で診療の準備や患者様への対応が滞ったりすることもあるでしょう。
こうした状態が続けば、受け入れられる患者様が減り、医院の売上にも影響します。
忙しさに耐えられず、さらに退職者が出てしまえば、診療を続けることさえ難しくなりかねません。
つまり採用と育成は、院長先生が楽をするためだけのものではなく…
これからも医院を続け、地域の患者様を診ていくために最も優先させるべきことです。
そこで今回、特に取り上げたいのが、女性勤務医と女性スタッフの採用・育成です。
厚生労働省の2024年の統計では、医療施設で働く29歳以下の歯科医師のうち、女性は48.8%。
若い世代では、およそ二人に一人が女性です。
これから若い勤務医を採用するのであれば、女性歯科医師に選ばれる環境を用意できるかどうかは、
医院の人材確保に大きく関わります。
もし、これまで男性勤務医を迎えることを前提に勤務時間や仕事の任せ方を決めてきたのであれば、
そのままで女性勤務医にも選んでもらえるかを考えなくてはいけません。
女性勤務医にも、技術を磨き、経験を積み、責任ある仕事を担いたいという希望があります。
その希望と働き方を両立できる医院であれば、診療を支える人材として、長く力を発揮してもらう道が開けます。
つまり女性勤務医を迎え、育てられることは、
これからの採用の可能性を広げるとともに、
将来の診療体制をつくることにもつながるのです。
もう一方の女性スタッフについても、採用と長期雇用を考えなくてはいけません。
特に歯科助手や受付を希望する方は、歯科医院だけでなく、接客や事務などの仕事と比べて、働く場所を選ぶこともあります。
給料、勤務時間、休日。それに加えて、仕事を教えてもらえるか、無理なく働けるか。
医院側も、応募する方の立場から、働く条件や職場の様子を見直す必要があります。
採用できた後にも、考えておかなければならないことがあります。
例えば、入職したばかりの女性勤務医と、医院の仕事をよく知るベテランの女性スタッフでは、
診療の進め方について意見が違うこともあるでしょう。
そのとき、スタッフが気づいたことを勤務医に伝えにくく、勤務医もどう話し合えばよいか分からなければ、
結局、院長先生が間に入ることになります。
お互いに意見を伝え合い、解決できないことは誰に相談するのか。
そこを決めておく必要があるのです。
女性同士でも、仕事の進め方や考え方が同じとは限りません。
職種や経験が違うからこそ、お互いの役割を知り、相談できるようにする必要があります。
そこまで整えてこそ、勤務医とスタッフが協力して診療を支えられるようになります。
ご挨拶が遅れました。私は先生と同じ歯科医師であり、
元・医療法人社団裕正会 理事長の渡部憲裕と申します。
私自身、医院を経営していた頃は、人材を育て、仕事を任せることに力を入れてきました。
秘書として採用した女性スタッフが、やがて私の右腕として、医院の運営を支えてくれるようになった経験もあります。
ただ、一人の頼れる人材が育てば、医院全体の問題が解決するわけではありません。
勤務医に診療を任せられても、スタッフとの連携が取れていなければ、
院長先生がその都度対応することになります。
スタッフも自分の役割を理解し、勤務医と相談しながら仕事を進められる。
そこまで整えることが、医院全体を支えるために必要なのです。
「求人を出しても、応募が来ない」
「見学や面接には来ても、採用につながらない」
まず、この問題を変えなければ、人材を育てるところまで進めません。
給料や待遇は、もちろん大切です。そのうえで、自院で働く魅力を、求人や見学で具体的に伝えられるでしょうか。
例えば勤務医が知りたいのは、この医院でどんな治療を学び、どこまで診療を任せてもらえるかということです。
一方、歯科衛生士には資格を活かせる仕事があること、
未経験の歯科助手や受付には、仕事を覚えるまでの教え方を伝える必要があります。
募集する職種によって、応募する方が知りたいことは違います。
そこまで具体的に伝えてこそ、自院で働く姿を想像してもらえるのです。
面接では、医院が求めることだけでなく、本人が希望する働き方や、身につけたいことも確かめる必要があります。
応募してもらい、お互いに納得して入職してもらう。
そして、採用時に伝えたことを、入職後の教育や働き方につなげる。
もちろん採用時に伝えたことを、入職後も実際に受けられる。
そうした医院であってこそ、採用した勤務医やスタッフに、
長く働く将来を考えてもらえるのではないでしょうか。
冒頭でもお話をしていますが、これからの歯科医院経営には女性の勤務医は
医院の存続を握るくらいの欠かせない存在になってきます。
もちろん女性勤務医ならではの利点や注意点もあります。
例えば、女性勤務医がいることで、
女性の歯科医師に相談したい患者様の希望に応えられる場面もあります。
ただ、任せる仕事を、小児や女性患者様への対応だけに限る必要はありません。
本人の得意な治療や目標を知り、経験に合わせて診療を任せる。
事実、女性勤務医が分院長を務めるなんて事案も増えてきています。
一方で、妊娠・出産による休業や、育児などで働く時間を変える場面も考えておく必要があります。
休む人を支える側に、仕事が偏ってしまわないか。引き継ぎは、どう進めるか。
本人の働きやすさと、周囲の負担の両方を考えることが、長く働ける医院づくりには欠かせません。
2027年からは、女性勤務医と女性スタッフ、両方の力を活かすことが、ますます重要になります。
勤務医が育っても、支えるスタッフがいなければ医院は回りません。
スタッフが育っても、診療が院長先生一人に集中していては限界があります。
女性勤務医と女性スタッフのどちらもが活躍できるクリニックは、
すなわち院長に依存しない高収益な医院経営を目指せる状態なのです。
しかしながら、勤務医とスタッフでは、採用方法も育て方も違います。
それぞれを適切に育成して、協力して働いてもらうには、コンサルタントが話す机上の空論ではなく、
現場で試行錯誤してきた先生だからこそが持っている特別なノウハウが必要です。
しかしながら、女性勤務医と女性スタッフの育成方法が同時に語られる機会はなかなかないと思います。
だからこそ、女性勤務医と女性スタッフ、両方の「採用」と「育成」を一度に学べるセミナーを
2026年12月13日(日)に東京駅近郊のセミナー会場を借りて開催する運びとなりました。
(生放送のWEBセミナーも同時開催いたします。)
先ほども申し上げましたが、今回のセミナーで、ぜひ注目していただきたいことがあります。
それは、女性勤務医と女性スタッフ、両方の「採用」と「育成」を、
一度に学んでいただけることです。
さらに、今回は、私の経験に加えて、異なる強みを持つ二人のゲスト講師をお招きします。
勤務医の採用・育成に取り組む、医療法人ITSグループ理事長 石井 宏明(いしい ひろあき)先生と…
女性スタッフの採用・育成・長期雇用に取り組む、医療法人社団千友会
理事 村瀬 千明(むらせ ちあき)先生です。
【採用倍率12倍!勤務医の採用から女性分院長の育成まで実践する歯科経営者!】
石井先生が率いる医療法人社団ITSは、現在、複数の分院を展開し【年商11億円】を突破。
東京都心にもかかわらず初任給を35万円と相場より抑えながらも、
採用倍率12倍(1人の枠に対して12人ものドクターが殺到)。
3年以上の在籍率が約80%と驚異的な定着率を誇り…
さらには、4人の院長のうち3名が女性院長を務めています。
石井先生の医院の特徴は、勤務医が学び、身につけた技術を診療で実践し、
その成長が評価や次の役割につながる環境を整えていることです。
お給料や待遇に加えて、「ここで働けば、どのような歯科医師になれるのか」を伝える。
そして、入職した後も、その道筋に沿って成長を支えていくのです。
女性勤務医が分院長として医院運営を担っていることも、今回ぜひ注目していただきたい実践の一つです。
【女性スタッフが育ち、長く働く。
勤務医と協力できる医院づくりの実践者!】
村瀬先生の医院には年間100名以上の新規の小児矯正の患者様が訪れ、小児矯正単体で月に700万円もの売上を上げています。
さらに、千葉県内で4つの歯科医院を展開し、独自の予防中心型歯科経営によって、
グループ年商は10億円に迫る実績をお持ちです。
村瀬先生には、女性スタッフを採用し、仕事を教える方法に加えて、女性勤務医と一緒に働く現場について伺います。
例えば、勤務医とスタッフの間で仕事の進め方が合わず、気になることがあっても、
お互いに言い出せない。
その結果、院長先生が双方の話を聞き、毎回調整しなければならないとしたら、
現場を任せることは難しくなります。
こうした状態を減らすには、何を決め、どのように話し合えばよいのでしょうか。
勤務医が診療を進めやすく、スタッフも安心して自分の仕事ができる。
その関係をつくるための取り組みを、現場の事例から学んでいただきます。
いかがでしょうか?
人材が足りず、診療を縮めざるを得なくなる。そうした事態を避けるために、
勤務医とスタッフをどう採用し、育てていくのか。
私の経験と、お二人の先生の実践を交えながら、今回、具体的にお話しする内容の一部をご紹介します。
以上はあくまで一部ですが、
基本的には出し惜しみなく具体的な方法をお話しするつもりです。
退職者が出た後に、急いで募集する。
仕事が回らなくなってから、院長先生が穴を埋める。
その繰り返しでは、必要な人材が育つ前に、診療を縮めざるを得なくなるかもしれません。
採用にも、育成にも時間がかかります。
だからこそ、診療を続けられる今のうちに、人材の採用と育成に向けた準備を進める必要があるのです。
医院を存続させ、院長に依存せずに利益を生み出す体制をつくるために。
今回のセミナーを、先生の医院で最初に変えることを決める機会にしてください。
なお、セミナーではかなり秘匿性の高い内容も公開いたしますし、
何より会場にお越しくださった先生とはできるかぎり直接お話をさせていただいたり、
情報交換をさせていただいたりと普段オンラインではかなわない有益な時間を過ごしたいと思いますので…
セミナー会場で直接参加いただける人数には制限を設けさせていただきます。
また、当日はWEBでの生配信も行います。遠方の先生や、会場へお越しになることが難しい先生は、
WEBでご参加いただけます。
見逃し配信もご用意しておりますので、配信期間中はご都合のよい時間にご視聴いただけます。
ここで、今回お話しする内容について、もう一つお伝えしておきます。
セミナー当日に予定しているお話は、ごくごく普通の町歯科である私を特別にしてくれた、
私の歯科医師人生の一番の財産です。
さらに、この先10年、20年と活用することのできる再現性のある付加価値の高いお話をさせていただきますので、
誰にでも簡単に教えるというような“安売り”はしたくはないと思っています。
そこで、
WEB視聴に関しては…
「12月14日(月)~12月21日(月) 午前11時まで」は見逃し配信で何度でもご視聴可能です。
日本全国どこにいても、この期間内で先生のお好きな時間に何度でもご視聴いただけますので
お忙しい先生も参加しやすくなっております。
※会場参加の方もWEBで見逃し配信を視聴可能です。
ただし、無制限に垂れ流すことはしたくないのでWEB視聴の受付も申し込み数に限りがございます。
お席がなくなる前のお早めのお申込みをオススメいたします。
また、セミナーの参加費用ですが、現在、世の中には無料のWEBセミナーも多いとは思いますが…
今回のセミナーの内容はとても無料で提供できるようなレベルではないという自負がございます。
また、無料のセミナーは申し込んだけど結局見なかったり聞き流すだけといったことが非常に多いと聞いています。
今回のセミナーは非常に重要な内容をお伝えする場ですので、しっかりと意思をもって視聴していただきたく、
有料とさせていただいておりますので歯科医療関係者の方に関しましては、今回のセミナーの参加費用は…
で、ご招待させていただこうと思います。
※「会場での直接参加」「WEB視聴」はどちらも同じ価格になります。
ただし!特別価格のため12月9日(水)までの期間限定の価格となります!!
2026年12月10日(木)以降のお申込みに関しては参加費が33,000円(税込)に変更になりますのでご了承ください。
そしてこれはかなりの大盤振る舞いなのですが…
お申し込み者様だけが受け取れる2つのプレゼントもご用意いたしました。
なお、先ほどからご案内している価格は、歯科医療関係者様のみの優待価格になります。
コンサルタントや士業の方など歯科医療関係者ではない方のお申し込みは
参加費が110,000円(税込)でのご案内となりますのでご注意ください。
※歯科医療関係者の方でもコンサル活動されている方は110,000円でのご案内になります。

